Last Updated on 2025年3月18日 by UNPM
「日本一の最低男 私の家族はニセモノだった」は、2025年1月期フジテレビ木曜劇場として放送される香取慎吾さん主演の連続ドラマです。香取さんは、2014年放送の「SMOKING GUN~決定的証拠~」以来、およそ11年ぶりにフジテレビ系連続ドラマの主演を務められます。
放送開始は2025年1月9日(木)午後10時、初回15分拡大でスタートします。
フジテレビは12月16日(月)、12月6日に逝去された中山美穂さんが第1話と第3話に出演されることを発表しました。
日本一の最低男
■放送日
毎週木曜日
※初回放送は2025年1月9日(木)
■放送時間
午後10時から1時間
※初回放送は15分拡大
■放送局
フジテレビ系列
■見逃し配信
詳細未発表
日本一の最低男 予告とあらすじ
最終回 3月20日(木・祝)
大江戸区長選への出馬を宣言した一平(香取慎吾)は、四期連続当選中“不動の帝王”・長谷川区長(堺正章)に挑むことになった。一平は、ニュース番組のプロデューサー時代にパワハラを訴えられた相手で人気動画配信者の野上(ヘイテツ)と生配信で対峙し、本音を語り合った。
すると一平は突然、長谷川による職員へのパワハラ動画や、再開発をめぐる地権者への嫌がらせを指示する動画を暴露。それらの動画はSNS上で瞬く間に拡散し、区には抗議が殺到する。記者から厳しい追及を受けた長谷川は、パワハラは事実無根だと答えるが、会見中に胸をおさえて倒れてしまう……。
その様子が報道されると、世論は長谷川に対する同情ムードに。さらに、長谷川のパワハラ動画は、生成AIで作られたディープフェイクの可能性があるという検証動画も拡散され始めた。その裏では、実は長谷川の子飼いである大江戸区選出の衆議院議員・黒岩(橋本じゅん)が、長谷川を応援する動画や一平を批判する動画を拡散させるべく暗躍していたのだ。
その直後、長谷川は急遽、記者会見を開き、次の区長選への出馬を断念すると宣言し、後継者として黒岩を指名。大江戸区長選には黒岩が立候補することに。一平と黒岩は泥沼の闘いを繰り広げ、区長選は混迷を極めていく……。絶対的権力者に挑む一平に、逆転当選の秘策はあるのか!?
第10話 3月13日(木)
一平(香取慎吾)は、大江戸区の再開発計画をめぐって区長の長谷川(堺正章)や、民政党の衆議院議員・黒岩(橋本じゅん)と対立。民政党の公認候補として区議選に出馬することを拒否し、無所属で“大江戸区長選挙”に出馬すると宣言する。
四期連続当選で不動の帝王である長谷川は、「元気なハエは飛ばしときゃいいよ」と余裕を見せていた。一方、一平を敵に回すと厄介だと考えた黒岩は一平の過去のトラブルを探るよう、密かに秘書の真壁(安田顕)に命じ……。
一平の出馬表明会見はニュース番組でも報じられる。だが、記者時代の他局の後輩である星健太(大塚ヒロタ)は、一平がテレビ局を辞めることになった理由が表沙汰になることを心配していた。一平がパワハラで追い込んだとされる元部下の野上慧(ヘイテツ)は、ニュースの裏側を斬る動画配信者として20万人を超える登録者がおり、一平の出馬を機に、このことを暴露するのではないかと懸念していた。
そんな中、入院中の正助(志尊淳)を見舞った一平は、まだ目を覚まさない彼に近況を報告する。その際、一平は「俺、これから最低な……」と言いかけ、正助にそっとグータッチして病室を後にする。
一平は選挙で忙しくなるという表向きの理由をつけて、選挙期間中は都(冨永愛)にひまり(増田梨沙)と朝陽(千葉惣二朗)の面倒を見てもらうことに。しかし朝陽は、「一平おじさんといる!」としがみついて抵抗し……。
第9話 3月6日(木)
大江戸区長の長谷川(堺正章)から呼び出された一平(香取慎吾)は、区役所の移転に伴う再開発計画への協力を求められる。だが再開発の予定地には、一平たちが暮らす家や商店街も含まれていた。突然の話に動揺する一平に対し、真壁(安田顕)は道路拡張と、区役所も入ることになる二棟の高層マンション建設について淡々と説明する。さらに長谷川は、この計画に反対している地権者の説得役を一平に依頼。これまでに商店街を巻き込んだ男性同性カップルの結婚式の主催、不登校児へのサポート、こども食堂の運営など、短期間で地域住民に食い込むという結果を出した一平を見込んでのことだった。
一平がまちに愛着を持ち始めていることに気付いている真壁は、「悪い話じゃない。お前にとっても住民にとっても」と言い放つ。それに対し、一平は自分が納得できてからやりたいと返答。真壁は、賛成派の地権者たちが集まる集会に出席するよう指示するのだった。
そんな折、一平や正助(志尊淳)たちは自宅の給湯器が壊れてしまったため、近所の歴史ある銭湯「高田湯」を訪れる。その銭湯は、ひまり(増田梨沙)の友人・美月(松岡夏輝)の祖母で、一平も幼いころからよく知っている高田あき子(市毛良枝)が営んでいた。昔から住む人々にとって集会場のような憩いの場になっていたが、実は高田湯も再開発エリアに指定されていて……。
第8話 2月27日(木)
一平(香取慎吾)は、町会長の二階堂慎太郎(岩松了)から大江戸区で予定している再開発事業の話を聞く。真壁(安田顕)にも確認するが、どのような計画かは詳しく知らないらしい。
そんな折、一平は「ふれあい冬祭り」を一緒に復活させた同級生・剣持武流(田中美央)や商店街青年部の宮島誠(須賀健太)から、小学校近くの学童が突然閉鎖されたことを聞く。誠の息子もその学童に通っていたが、次の預け先が決まらず困っているという。武流から、新しい学童が決まるまでの間、子どもを預かって欲しいと頼まれた一平は、「地方選挙は小さな票の積み重ね」という真壁の言葉を思い出し、引き受けることに。しかし、他にも預かり先が見つかっていない家庭があるようで……。
その夜、一平は正助(志尊淳)に、学童の閉鎖で困っている子どもたちを預かることになったと報告。すると、区内の待機児童問題を憂慮していた正助も、職場にシフトを相談して手伝うと申し出てくれた。翌日から一平たちは、宮島陸(中村羽叶)と枝龍之介(石塚陸翔)、ひまり(増田梨沙)と同学年の高田美月(松岡夏輝)の3人を預かることになるが……。
第7話 2月20日(木)
一平(香取慎吾)は、正助(志尊淳)が陽菜(向里祐香)と結婚した後も、義父には一度も会ったことがないと知る。理由を尋ねても、ひまり(増田梨沙)や朝陽(千葉惣二朗)の前では何故かはぐらかしてしまう正助。そんなやり取りを見ていた都(冨永愛)は、一平が高校生のころに出場した「ふれあい冬祭り」ののど自慢大会を一平の父が見に来ていたことを思い出す……。
一方、一平が正助と和解できたことを知った真壁(安田顕)は、今後の選挙活動に支障が出ないように正助から同居継続の言質を取ることを命じる。それに対して一平はのど自慢大会の話を切り出すが、真壁も祭りでは一平の父は見かけていないようだった。
その夜、正助は、一平に義父の件を打ち明ける。正助が陽菜と出会ったころにはすでに群馬の老人ホームに入っており、会いに行っても面会は拒否されたという。正助は、義父が陽菜の葬儀にも出席しなかったのは自分に会いたくなかったからではないか、と考えていた。一平は、そんな正助に「親父が会いたくないのは俺だよ」と告げ、のど自慢大会に出場したのも父親への当てつけだったと明かす。その時、玄関の戸が開く音が聞こえた。突然のことに不審者だと焦る一平と正助。しかし、やってきたのは一平の父・平蔵(柄本明)で……。
第6話 2月13日(木)
正助(志尊淳)は、一平(香取慎吾)が選挙に出馬するために同居を利用していることに気づいてしまう。ショックを受けた正助はできるだけ早く大森家から出て行くと告げるも、ひまり(増田梨沙)の誕生日まではいさせてほしいという。みんなで迎える誕生日を楽しみにしているひまりのため、それまでは“家族のふり”を続けてほしいというのだ。
一方、一平はSNSにアップしていた家族写真を削除したことを真壁(安田顕)から悪手だと非難され、「同居解消は絶対に阻止しろ」と念を押される。選挙に出る際のイメージダウンを懸念した一平は、ひまりと朝陽(千葉惣二朗)を味方につけて同居を続けられるよう動き出す。
そんな折、一平が発起人となって始まった『こども食堂』の特集がニュース番組で放送される。番組では、調理担当の都(冨永愛)や、ボランティアスタッフとして働くひまりの姿も紹介。その中でひまりは、母・陽菜(向里祐香)が残した料理のレシピについて触れて、「お母さんのご飯を、またお父さんに食べてもらいたい」と話す。それを見ていた正助は感極まってしまう。
翌日、都の店を訪れた一平は、ひまりの誕生日会を店で盛大に開きたいと相談を持ちかけるが、番組の反響が大きく、予約でいっぱいだという。正助一家との同居を続けるために引き下がれない一平。しかしそんな中、店の外に不審な人影が見えて……。
第5話 2月6日(木)
一平(香取慎吾)は正助(志尊淳)らと生活する中で、ホームドラマを演じることが苦痛ではなくなってきたと感じるように。そんな一平に対して、真壁(安田顕)は「本来の目的を忘れるな」とクギを刺し、一平も「家族なんてただの踏み台だ」と返すのだが…。
そんな折、正助が働く『フォーピース保育園』では、新園長に鮫島ふみ(中山忍)が就任する。鮫島は少子化の影響で子どもの獲得競争が激しくなるとして、保護者たちから“選ばれる園”になるための改革を宣言。英語教育やプログラミング教育を導入することを決める。それに対して、ベテラン保育士の林千鶴子(伊勢志摩)は人手不足の解消や業務効率化を訴えるも、鮫島は聞く耳を持たない。すると、以前から過酷な労働環境に不満を抱いていた栗田好美(八木優希)ら5人の保育士が、一斉に園を辞めると言い出す事態に。
一平からフォーピース保育園の状況を聞かされた真壁は「ビッグチャンスじゃないか」と、一平に保育ボランティアとして入り込み、園を立て直すように持ちかける……。
第4話 1月30日(木)
一平(香取慎吾)は、正助(志尊淳)一家との暮らしにも慣れ、むしろ子育てが楽しいのかもと錯覚し始めていた。そんな一平に、真壁(安田顕)は「目的と手段をはき違えるな」と忠告し、次は“地域貢献活動”に取り組もうと提案。家族はもちろん、地域の子どもたちを大切にしているという選挙で使える“実績作り”が必要だと言う。
ある日、一平はひまり(増田梨沙)や朝陽(千葉惣二朗)とともに、都(冨永愛)のイタリアンカフェを訪れる。そこに仕事を終えた正助も合流し、一平たちは家族そろっての食事を楽しんでいた。その帰り道、一平と正助が家族での外食の頻度について話し合っていると「こども食堂」の話題に。陽菜(向里祐香)が入院していたころは、正助自身もボランティアが運営するこども食堂に助けられていたとのことだった。
正助の話にヒントを得た一平は、こども食堂を主催している姿をニュース番組に特集させ、その取り組みを自身の選挙活動に利用しようと思いつく。さらにはテレビ映えを狙い、SNSでも話題になるほど人気がある都を巻き込み、こども食堂を立ち上げようと画策する。
同じころ、ひまりは“ある悩み”を抱えていた。だが、一平や正助にそれを相談することが出来ずにいて……。
第3話 1月23日(木)
一平(香取慎吾)は正助(志尊淳)の娘・ひまり(増田梨沙)が、最近小学校を休みがちになっていることを知る。母・陽菜(向里祐香)の病気が発覚してからは、転校前の学校でも不登校気味だったという。「学校の楽しさを教えてやる」と言い出す一平だったが、正助はひまりの思いを尊重しようと努める。
そんな中、民政党の黒岩議員(橋本じゅん)の事務所を訪れた一平は、真壁(安田顕)にひまりのことを話す。すると、一平と真壁は、選挙のためにその状況を“利用”しつつ、不登校支援に力を入れ、小学校のPTAの親たちに食い込もうと画策し始める。
不登校に関する最新情報を得た一平は、ひまりに「自分が勉強を教えてやるからしんどかったら学校に行かなくてもいい」と伝える。強がるひまりは登校したものの、その日の休み時間、“ある理由”で同級生とトラブルを起こしてしまう。学校から連絡を受け駆けつけた正助は事情を聞くが、何も話そうとしないひまり。そして、このことがきっかけで、再び学校に行かなくなってしまう。
そんな折、一平はひまりの小学校のPTAの集まりに出席することに。そこでひまりの話を切り出し、不登校の子どもを持つ親たちが悩みを共有する会を開けないか提案するが……。
第2話 1月16日(木)
テレビ局を退職し、無職同然のさえない生活を送っていた大森一平(香取慎吾)は、人生再起を懸けて政治家への転身を決意。生活者目線があるところを選挙でアピールするためという“最低”な思惑のもと、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)一家と同居することに。慣れない家事・育児に奮闘する一平。しかし、その裏では幼なじみの真壁考次郎(安田顕)に“ホームドラマを演じ切ってやるよ”と、宣言していて……。
そんなある日、一平は真壁から選挙に勝つためにはまず地元有力者で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)からの支援を得るようアドバイスされる。慎太郎は、一平のおいっ子・朝陽(千葉惣二朗)が通う保育園で保育士をしている剣聖(佐野玲於)の父親で、妻を亡くしてからは男手ひとつで彼を育ててきた。正助と境遇が似ていることを知った一平は、真壁とともにさっそく慎太郎に会いに行く。
最初はそっけない態度を見せる慎太郎だったが、朝陽が剣聖の世話になっていることなどを知り、一平に「剣聖に顔を出すよう伝えてほしい」と頼む。慎太郎と剣聖はある理由から長らく疎遠になっていたのだ。
その帰り道、一平は今永都(冨永愛)のイタリアンカフェで剣聖を見かけて声をかける。すると、剣聖は柊智也(中井大)という男性と一緒にいて……。
第1話 15分拡大 1月9日(木) 中山美穂さん出演
中山美穂さんが今作の第1話と3話に出演します。
2025年1月期木曜劇場枠にて放送する『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』には、12月6日(金)に逝去された中山美穂さんが出演する予定でした。先月末すでに撮影した第1話と3話のシーンに関しては、所属事務所およびご遺族との協議の結果、そのご意向を汲み、予定通り放送させていただきます。(第1話=1月9日、第3話=1月23日)
中山さんは主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子(そのだ・みなこ)役を演じています。
この度のご訃報に触れ、残念でなりません。
これまでのご功績に敬意を表すと同時に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
新木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』香取慎吾さんコメント
「JAPAN’S “SAITEI” MAN=日本一の最低男」は、
家族を、社会を、そして日本を変えることができるのか――!?
新しいエンターテインメント誕生!“選挙&ニセモノ家族ドラマ”!!
日本一の最低男 出演者・キャスト・制作
出演者・キャスト
- 大森一平(おおもり いっぺい)香取慎吾
フリージャーナリスト。元テレビ局の報道マン。 - 小原正助(こはら しょうすけ)志尊淳
保育士。2人の子どもを育てているシングルファーザー。一平の義理の弟。 - 小原ひまり(こはら ひまり)増田梨沙
一平の姪で小学5年生。 - 小原朝陽(こはら あさひ)千葉惣二朗
正助の子で保育園児。 - 小原陽菜(こはら はるな)向里祐香
一平の妹で正助の妻。病気で亡くなった。 - 今永都(いまなが みやこ)冨永愛
一平の中高の後輩でイタリアンカフェの経営者。 - 真壁考次郎(まかべ こうじろう)安田顕
黒岩鉄男衆議院議員の公設第二秘書。一平の小学生のころからの幼馴染。 - 園田美奈子(そのだ みなこ)中山美穂
正助が働く保育園の園長。
制作
- 脚本
政池洋佑(『ハケンアニメ!』他)
蛭田直美(『舟を編む~私、辞書つくります~』他)
おかざきさとこ(『あなたがしてくれなくても』他)
三浦駿斗(『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある』他) - 主題歌
『Circus Funk(feat. Chevon)』香取慎吾(トイズファクトリー) - プロデュース
北野 拓(『フェンス』、『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』他) - 演出
及川拓郎(『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』、『ザ・クイズショウ』他)
他 - 制作協力
テレパック - 制作・著作
フジテレビ